面接の時に使えるブラックな心理学を紹介しようというのが今回のテーマです。
僕自身心理学は小学校の時から好きで、これまで色々な本を読んできました。(原体験は示談交渉人ゴタ消しというドラマで交渉人がかっこいいと思ったからです。)
そんな心理学大好き人間な自分なので、今回の記事は気合が入っているのですが、マニアックすぎずにできるだけ使いやすいテクニックだけに絞ったので、ぜひご覧ください。
話の中身について使える法則
□フレーミング効果
フレーミング効果とは、数字の伝え方だけで、事実は変わらないので感じ方が変わるという効果です。
有名なものでは手術があります。
「100人中10人が失敗をする手術ですが、受けますか?」
と質問するよりも
「成功確率90%の手術ですが、受けますか?」
と聴くほうが、手術を受けやすくなる
という話ですね。
これを就活に応用するには、ガクチカの数字の伝え方はできるだけすごいと思われるような数字に直してから言うということです。
例えば1ヶ月の利益を10万円上げました!というよりも、1年間で売上を300万円向上させました!という方が凄そうに感じますよね。
数字の単位を変えたり、期間を変えたりすることでできるだけ凄そうに感じる伝え方をしてみてください。
□両面効果
両面効果とは、物事の両面を伝えることでさらに信憑性が高まるという効果のことです。
もし医者でもない人に、
「この薬を飲めばあなたの病は治ります。」
と言われるよりも、
「この薬を飲めば、
副作用がありますが、あなたの病は治ります。」
と言われると信憑性が高い
というのが例の1つです。
これを就活に応用すると、
『私は根性があります。』というよりも、『確かに私は不器用な面もありますが、根性があります。』
といった方が信憑性が高いんですね。
面接では完璧な自分よりも自分の弱いところも提示した方がいいということです。
ノンバーバルで使える法則
□ミラーリング効果
ミラーリング効果とは、「良い関係を築きたい相手」に対して、相手の動作や表情、会話などをさりげなく同調させて真似すると好感度が上がるというテクニックです。
心が通い合っていることを「息が合う」といいますが、自分からわざと息を合わすことで、親近感を無意識に与えることができます。
ちなみにこのテクニックはあからさまにやると気づかれてしまうので、僕は相手が手の置き場を変えたら少し手を動かしたり、動きを真似るというより動きを一緒のタイミングで行うことを意識しています。
それ以外にも相手が笑うと自分も笑うというのも使えます。相手が自分の頬を触ると自分は顎を触るという使い方もあります。
このようにバレないように相手の動きにミラーリングすることで好感度は上がると言われています。
□ピークエンドの法則
ピークエンドの法則というのは、人は物事のピークとエンドしか覚えていないという法則です。
なので、どれだけ良いことを言っていても、最後のお別れの印象が最悪なら評価に直結してしまうということです。
できれば、最後の最後まで気を抜かずに隙を見せないようにしましょう。
□ハロー効果
ハロー効果はある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のことです。
つまり、学歴が高い。とか、起業経験があるとかでこの人は優秀だと面接官の脳が錯覚することです。
なので、もしガクチカがない場合には、少しだけでも良いから行動して凄そうな経験をすることで面接官の脳はこの人すごい人だという認知で歪められる可能性があるということですね。
まぁ深堀の質問に答えられないと見破られてしまう可能性も高いですが、、、
あとは見た目も大切です。第一印象で仕事のできそうなオーラのある見た目があれば、それだけで過大評価されるというのは実際にあるようです。
前髪は上げて、ぴったりのスーツを着て、凛々しい表情をしておくと良いでしょう。
□まとめ
こんな風に面接で使える心理学は多くあります。
初めのうちは意識して使うのも大変なのですが、まずは周りの人たちに色々試してみると良いかもしれません。僕は高校時代に意識して使っていたので、今は自然と色々な心理学テクニックが出てくるみたいな感じになりました。コミュニケーション力が弱くて圧倒的なオーラもないので、補完する形で使っております。。。
それでは!