ベンチャー

京大生が月に50名のインターン生の将来の不安を聴き続けてわかったこと

僕は長期インターン中に学生リーダー的ポジションになり、月に50人くらいの人たちと4ヶ月間くらい1on1をしていた時期がありました。仕事のことを話すこともあれば、就活に悩んでいるっていう先輩と話すこともあれば、時には恋愛の話をしていたこともありました。

 

学生といっぱいお話ししていく中で(といっても当時2回生だったんですけど)、色々なことがわかったので、少しまとめました。

□将来に不安を持っている

 

1つ目にわかったことは将来に不安を持っている人が多いということです。確かに、学生の間からサークルの飲み会だけで終わらせずに長期インターンに目を向けるのですから未来を意識した行動するのは肯けます。

 

でも〇〇をこうしたい。とか、〇〇になりたいからと言っている人は少数で、ほとんどの人が何かしらの不安から長期インターンを行っていました。例えば、「このまま就活になると学チカがないと思った」「VUCAの時代に生き残れるスキルが欲しい」ということです。

 

VUCAというのは平たく言うと予測不能で何が起こるかわからないということで、今後はAIの台頭で産業構造が変わるなど色々な変化があることで、安定した職というものがほとんどなくなってしまう時代になるということですね。

 

実際にほとんどそれは事実で、今のうちから大企業ならどこでも良い人は優秀な人ほど少なくて、変化に強い業界(インフラやグローバル展開している食品メーカー)に行ったり、個人的なスキルをつけて仕事をする方向に行ったり、汎用性の高いコンサルティング会社や中にはスタートアップに先のりをする人(関東圏の優秀層に多い)も出てきています。

 

でもこれらを選んだとしても100%安定するかどうかはわからないし、自分の力で稼いでいけるかどうかも不安だという人と、僕はお話を多くしていた気がします。

 

□プログラミングをしたがる

 

僕のいたインターンでもそうだったのですが、とりあえずプログラミングをしたがる人が多いです。

 

確かに世界ではこれからエンジニアが不足していって、特にAIエンジニアとかは高い市場価値で何千万のオファーをもらっています。スキルとして身につければ食いっぱぐれることはないでしょう。

 

しかし、自分がそれに適性があるのかは別問題で、適性があったとしてもコモディティ化してしまう可能性は大いにあります。

それに、別にプログラミングをマスターしたからといって未来への不安がなくなるわけでもなく、中途半端に手を出したけど続かずにやめてしまう人も多くいました。

 

これらの経験から僕の中でプログラミングは、楽しい人はやったら良いけど、そこまで楽しくないと感じる人は別の道に行った方が良いな。将来が不安だからプログラミングをするというのは問題の解決にはなっていないなと思うのです。

 

□未来は後ろにある

 

この間、知り合いの社長に興味深い話をしてもらいました。

 

その人がいうには、多くの人は未来を前に定義しますが、未来は本当は後ろにあるものだそうです。

 

どういうことかというと、過去は目に見えるけど未来は目に見えないので、後ろむきに過去を見ながら、一歩一歩死へと後ろ歩きしているのが人生だということです。だから後ろに何があるかはわからないし不安だからみんな色々な人の声を頼りに、正解であろう道を恐る恐る進んでいるというのが社長の意見でした。

 

これは不安の道であり、結局どれだけ進んだとしてもその不安が解消することはないと言われました。

 

 

 

□本当に大事なのは想い描く

 

ではどうすれば良いのでしょうか?と聞くと、こんな答えを出してくれました。

 

「目に見えないものが恐いとしたら、自分で未来に仮説を立てて、そこを確信しながら進んでいったら良い。つまり自分の中で未来予測を思い描いて、その未来に向けて進んでいくのなら後ろの状況はわかっているのだから迷わずに進める。」

 

僕はこれを聞いて、大事なことは不安だと思う気持ちを紛らわせるために正解っぽい道を進むのではなくて、自分で未来に対して仮説を立てて、こうなるんだというイメージを明確にしてから進むことで不安を解決できるんだなということがわかりました。

 

なので、月に50名のインターン生の将来の不安を聴き続けてわかったことは、今は時代の変化のど真ん中で、そんな環境で大事なのは確からしそうな正解をやることではなくて、自分の中で自分の正解を決めて突き進むことだということです。また、プログラミングは単なる1つの手段であり、向き不向きもあるので、向いている人や好きな人はどんどんやった方が良いですが、向いてない人はそれがわかった時点でやらない方が良いということです。

 

□最後に

 

よく言われているのは、自分の得意なこととか幾らでもできることをやれ。ということです。今からの時代はそういう自分が得意な領域と市場の需要がマッチした時に成功するということです。

 

つまり、プログラミングは市場の需要はクリアですが、自分の得意なものじゃなければ、それが好きな他大勢にどうやっても負けてしまうということですね。

 

自分の得意なことや好きなことを見つけて、これからの市場(未来)を予測していくというのが賢い就活生に求められることなのではないでしょうか!

 

それでは!

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