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これから話題になるテクノロジーがわかるハイプサイクルを京大生が解説

 

 □ハイプサイクルとは?

 

ハイプサイクルとはガートナー社が年に1回テクノロジーの動きを表にして視覚的に見られるようにしているものです。

 

ハイプサイクルの作りを日本語訳したものが以下の表ですね。それぞれの用語は以下のように説明されています。

 

 

 

黎明期: 潜在的技術革新によって幕が開きます。初期の概念実証 (POC) にまつわる話やメディア報道によって、大きな注目が集まります。多くの場合、使用可能な製品は存在せず、実用化の可能性は証明されていません。

「過度な期待」のピーク期: 初期の宣伝では、数多くのサクセスストーリーが紹介されますが、失敗を伴うものも少なくありません。行動を起こす企業もありますが、多くはありません。

幻滅期: 実験や実装で成果が出ないため、関心は薄れます。テクノロジの創造者らは再編されるか失敗します。生き残ったプロバイダーが早期採用者の満足のいくように自社製品を改善した場合に限り、投資は継続します。

啓蒙活動期:テクノロジが企業にどのようなメリットをもたらすのかを示す具体的な事例が増え始め、理解が広まります。第2世代と第3世代の製品が、テクノロジ・プロバイダーから登場します。パイロットに資金提供する企業が増えます。ただし、保守的な企業は慎重なままです。

生産性の安定期: 主流採用が始まります。プロバイダーの実行存続性を評価する基準がより明確に定義されます。テクノロジの適用可能な範囲と関連性が広がり、投資は確実に回収されつつあります。(Gartner社)

 

 

 

ちなみにガートナー社はハイプサイクルについて以下の説明をしています。

 

「新たに登場したテクノロジに過剰な期待が寄せられている状況の中で、それがハイプなのか実用化が可能なものなのかをどうすれば見分けられるのでしょうか。また、投資を回収できるとしたら、それはいつになるのでしょうか。ガートナーのハイプ・サイクルは、テクノロジとアプリケーションの成熟度と採用状況、およびテクノロジとアプリケーションが実際のビジネス課題の解決や新たな機会の開拓にどの程度関連する可能性があるかを図示したものです。ガートナーのハイプ・サイクルのメソドロジは、テクノロジやアプリケーションが時間の経過とともにどのように進化するかを視覚的に説明することで、特定のビジネス目標に沿って採用判断のために必要な最適な知見を提供します。

 

簡単にいうと、最新のテクノロジーが今どういう状態にあるのかが一瞬でわかるということですね。

 

この記事では2010年、2015年、2020年のハイプサイクルをそれぞれ見ていきます。

 

□2010年のハイプサイクル

 

 

https://aty800.com/highest-goal/it-trend/gartners-2010-hype-cycle.html

 

拡張現実や3Dコンピューターがまだ黎明期ですね。そして、クラウドコンピューティング(SaaSなど)も、期待度が膨らんでいる状況です。2020年には、クラウドコンピューティングは幻滅期を超えていますから、ここら辺で参入していた企業が今大きくなっているのもうなづけます。

 

ちなみにマイクロブロギングはツイッターとかの話なので、それが黎明期にあるというのは時代の流れを感じますよね。

 

□2015年のハイプサイクル

 

 

この当時はビックデータやクラウドコンピューティングが幻滅期に入っています。ちなみに幻滅期というのは、そのテクノロジーに何ができて何ができないかというのを冷静に見極められ始める時期ということなので、別に悪いことではありません。

 

他にもIOTプラットフォームはこの時黎明期ですね。今では2023年の市場規模が55億ドルを超えるだろうと言われるくらい期待度が高まっています。

 

https://enterprisezine.jp/news/detail/7398

 

□2019年のハイプサイクル

 

https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20191031

 

この2019年のハイプサイクルが執筆当時の最新です。

 

これまで見た2つのテクノロジーのなかの一部が幻滅期を抜けていたり、今話題のテクノロジーが期待のピーク期に入ったりしていますね。

 

ちなみに今黎明期にあるテクノロジーが5年後、10年後には話題のテクノロジーになっている可能性も十分あるため、それぞれチェックしてみると良いかもしれませんね。

 

また、ブロックチェーンは2017年くらいに期待が高まって(仮想通貨バブルがありましたよね)、そこから今は幻滅期に入って落ち着いているという状態です。ここからブロックチェーンを実用するにはどういう方向性が良いのかという冷静な判断が下されて啓蒙期に入っていくことでしょう。

 

□まとめ

 

簡単にハイプサイクルの説明をしました。

ハイプサイクルのテクノロジーを深堀してみると、時代に先駆けることができるのでとてもオススメです。

 

ここに乗っていた今黎明期にあたるテクノロジーのまとめ記事とかも執筆できればなと思っています。

 

それでは!

 

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