就活

京大生が2日で3人泣かされた広告サマーインターンで得た学び

世の中には様々なインターンシップがあります。高難易度で有名で高学歴たちがしのぎを削ってやっと参加できるインターンシップもあれば、こじんまりとオフィスの片隅で行われるインターンまで様々です。

 

僕自身、愛知の企業のインターンに応募して10000円をもらってひつまぶしを奢ってもらう以外ほとんど社員さんと顔も合わせないインターン(謎時間)も経験しましたし、メンバーのホテルが同じで5日間毎日飲み会があったインターンにも参加しました。

 

今思えばなんて時間の無駄を、、、と思っているのですが、それぞれがいい経験であり、思い出に残っているのでとても大事にしています。

 

皆さんの中でそんなインターンに行く人は少数だと思いますが、珍しい経験ということで聞いてもらえればと思います。

□なぜその会社のインターンに応募したのか?

 

僕がこの会社のインターンに応募した理由は、ただ所属していた長期インターン先の社員さんに面白そうな題名のインターンがあるということで紹介されたからでした。なんか面白いなと思って行ってみたというだけでした。

 

その時は広告業界に対して何の思い入れもなかったし、面接では適当なことを言っていたのを覚えています(ダメゼッタイ)。就活初期すぎて、インターホンが鳴って宅配便を取りに行ってしまったのもこの面接でした。

 

□議論が前進しない

 

まぁ何はともあれ、当日になり参加してみると、僕以外の人の大学名を聞いたことありませんでした。これから何回か経験することになる、何で京大生がいるの?みたいな反応からスタート。という3日間でした。

 

自己紹介を終えてお題をもらって議論スタート。ここから地獄の3日間が始まります。

 

議論が始まると、僕の力不足もあり、全員が同じ理解度で議論を進めていくことが困難でした。ビジネス用語やフレームワークを理解している人も少ないし、議論のレイヤーを意識した発言が全くなかったので、メンターの人に横槍を入れてもらいながら何とか進めていたという感じでした。

 

ちなみに数日間のワークで自分がリーダーになったのがその時初めてだったので、自分も進め方にあたふたしながら何とか2日目まで乗り切りました。(ちなみにインターンでリーダーになった人は必ず分業を提案しましょう。僕はずっと全員で考えるものだと思ってました笑)

 

正直2日目の段階で既に限界を感じていました、というのも、頑張って自分がみんなに納得してもらった議論の、そもそものスタート地点を理解していないこともありましたし、3分に1回今はその話をしていないというのを優しく言わなければいけない状況が苦痛すぎて内心泣きたかったです。

 

それでも何とか議論をまとめて、2日目を乗り切ったのです。もうホテルで横になってしまいたい。

 

ただ、2日目の最後の発表で、衝撃の光景を見てしまいました。

 

「舐めてんのかこら?」「そんな発表他所でやれや?あ?」

 

喧嘩でしょうか?いや、社長フィードバックです。

 

インターン生が2日間で考えた発表に対してこのようなフィードバックが5分くらい繰り返されます。

 

泣き出す女の子、下を向いて黙ったままの男の子。発表は地獄の空気でした。

 

「怖い、殺される。中途半端な発表したらいてこまれてしまう、、、、」

 

発表が始まる前、僕たちの班は解散して明日に備えることで合意しました。

 

発表が終わった後、僕たちの班はオールして明日に備えることで合意しました。

 

「竹刀を持って新人研修をするスパルタ上司」の写真[モデル:のせさん]

 

□一人の男の子の家でメンターと一緒にオール

 

僕たちがオールをすると言うと、なぜかメンターの社員さん2人もついてきてくれました。そして一緒にオールをして施策を考えました。今思うと、もっと上手くやれよおれ、馬鹿かよ。オール前提って何だよ。と思うのですが、当時はメンターさんが神様に見えました。

 

(ちなみにメンターが当然のようにオールコースで付き合ってくれてたのが今になると怖いです。)

 

議論すること12時間。

 

フラフラになってオフィスのドアを開いたのは、朝の9時でした。

 

「披露コンパイルで立ったまま寝る会社員」の写真[モデル:大川竜弥]

 

□そして、詰む

 

さて、前日は文字通り夜通し考えました。しかし悲劇が訪れます。

発表は午後15時だったのですが、朝の10時で議論はスタックしました。12時間考えていた案が詰んだのです。

 

今の自分からすると、似たような路線で違う施策にするとか、色々考えられるのですが、体力的に限界状態を迎えた上に全てをひっくり返された自分は、全く思考が回らなくなりました。

 

そこからはあまり覚えてないのですが、発表はグダッてしまったこと、周りの班の人たちが昨日と同様にボコボコに怒鳴られていたこと、自分たちもその中の一つの班になったことくらいは覚えています。チームメンバーの女の子が詰められて泣かされていたのも強く心に残っています。

でも自分はストレス度と思考体力が限界だったので、なんだか今思い返すと夢の中の後継みたいに思えます、、、。(一徹でこのザマ)

□得た教訓

 

得た教訓は3つです。

 

・7時間睡眠を取れる企業に就職する。

 

まずは自分が睡眠不足に弱いタイプだということがわかりました。というかストレス耐性あんまりないわ!ってわかりました。そしてちゃんと口コミを見て、寝れない企業には行ってはならないことが就活の軸に加わりました。これは大事なことで、オールとかが平気な人間だと自己評価だったので、そういう会社も視野に入れていたのですが、これを期に全て辞退しました。

 

・限界状態を共有すると仲良くなれる。

 

限界まで頑張ったら、初対面でも仲良くなれることがわかりました。共通の目標を持ってそこに向かう仲間が将来的にできればすごく楽しいだろうなと思わせられたのもこの経験からでした。将来は一緒にフルコミットしている仲間と一つのことに集中して限界状態を経験したいと思います。それで仲が深まるならエモい人生だなぁって。

 

・労働量に価値はない

 

これが一番強く感じました。僕はみんなをリードするに当たって、全然仕事を分け与えることもせず、分け与えたとしてもスタックしまくりでした。それに加えて、社長(発表する人)への壁打ちもしていなかったです。

 

そんな状態で闇雲に頑張ってもそれに何の価値もないことがこの経験を通してよくわかりました。

ここから僕はプロジェクトマネジメントを学んで、合理的にやることとやらないことを選べるようになりました。もう1度このプロジェクトをすれば恐らくできるだろう。と今は思っています。

 

 

 

□最後に

 

結局去年で何が一番心に残ったインターンかと言われるとこれなんじゃないかな?とも思うくらいに印象深いインターンでした。

 

たまには普通行かないようなインターンに行けば楽しい経験や、大きな学びを得られるかもしれません。

 

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